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yoshinari ITOI

2010.03.11 update|Work|
スロウハンドデザインの社名について

社名の由来についてよく聞かれます。
皆さんいろいろ考えていただくようですが、理由は割とストレートです。

私たちをご存じの方はおわかりだと思いますが、とても小規模な会社です。

大量ページを短期間で制作しなくてはいけない案件では、大人数の会社がマンパワーを投入して一気呵成に制作するスピードに遠くおよびません。

同様にコスト面でも、資本力のある会社がアルバイトをたくさん入れ、人件費の高いデザイナーの効率を追求すれば、遙かに私たちを下回ることができるでしょう。

おまけに私たちは、企画や分析、デザイン、Flash、コーディングに関しては100%内部で制作します。プログラムや撮影も、専門的なことでない限り外注を行いません。これも、効率という面では決して良いとはいえないでしょう。

私たちのような少人数の制作会社が生き残る戦い方は、それほど多くないと思います。

スピード重視では分が悪い。
コスト重視の戦い方でも分が悪い。
雛形を作っての量産では、さらに分が悪い。

フェイス トゥ フェイスで、しっかりとヒアリングを行い、必要に応じて現状の問題点やアクセスログを分析し、クライアントが求める、そして今の自分たちにできるベストな制作を行う。とてもベーシックなことですが、それが今私たちにできる最善の策ではないでしょうか。

この25年で、Macの普及やWebの出現によって、デザインの仕事そのものが大きく変わりました。私個人でも、プロダクトやGUIからグラフィック・Webまで、その時々で取り組み方や内容も変遷しています。
もちろんグラフィックの仕事も大切にしていますが、年間受注量ではWebの割合が年々増大しています。しかし、あるいはそれも一時的な事象なのかもしれません。

数年という短いスパンで考えるなら、効率と利益を追求したやり方もありでしょうが、何十年という長い期間、この業界で生きて行くには、即席の取り組みは意味をなさないと思っています。

なんだか堅い話になりましたね。

スロウハンドデザイン、おわかりいただけましたでしょうか。

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